海外留学: TOEFLの準備、勉強法。TOEFLで100点以上取るには? TPO練習

こんにちは。今日は私がTOEFLを準備していたころの勉強法を紹介したいと思います。
自分は大学二年後半~大学三年後半に渡って1年間準備し、最終得点は102点です。
専門授業とかには一切通っておりません。

TOEFLとは?

トーフルは北米留学に必要なETSが主催している国際英語力測定試験です。
もちろん北米以外に、オーストラリアやシンガポール等の留学にも使えます。
日本人に馴染みのあるTOEICと同じ主催者です、
ただ、Toeicはビジネス英語で、TOEFLは留学や生活する際に必要な英語力を測る試験になります。
ご注意して頂きたいのは、ここで言うTOEFLとは、TOEFL IBTのことで、リーディングとリスニングしかない旧TOEFLではありません。
なのでリーディング内容はほぼ授業のレクチャーレベル、リスニングは学園生活や実際の授業内容なのが特徴です。

何点取ればいいの?

一般的に語学留学、大学予備校等であれば60最低点以上、
大学生であれば最低80点となります。
もちろん上位大学に入りたいのであれば100以上の高得点が求められます。
学部、学科、大学ランキングによって違うので事前に調べてみましょう。

どうやって受験するの?

www.ets.org
からTOEFLを選択して日にちを選びます。
基本的に毎週1~2回あります。
受験料は一回につき26000前後になります。
相当高いのできちんと準備してから試験に挑みましょう。

何回受験できるの?

TOEFLは何度でも受験できます。
最終的に自分が満足の行く点数を提出するだけなので何度でも受験できます。
受験回数が多くなったからと言って影響はありません。

テストスコアの提出

当然ですが受けたスコアを最終的に学校側に提出しなければいけません。
スコアを学校に送る度に20ドルの追加料金がかかります。
ですが受験する前、無料で送信する五つの学校名を入力する機会があります。
もし受験したい学校が決まっているのであればその時に送ってしまいましょう。

有効期間

TOEFLの成績の有効期間は2年間です。
もし院生として留学したいのであれば出来れば大学2年生の時から準備した方がいいでしょう。
ただし、SATやGREの有効期間は5年間なので、アメリカ留学の場合、まずはSATやGREの試験から準備することをお勧めします。

受験準備

Reading

リーディングの要は単語です
単語さえすべて知っていればそこまで難しい文章はありません。
高校英語の範囲内で理解はできます。
偶に超長文章がありますがwhere, that, when等の所で主語と動詞を分解して理解していけば問題には答えられます。
そしてもう一つの難関が時間です。
TOEFLのREADINGは一時間で長文を三つも読まなければなりません。
なので深読みは禁物です。
段落ごとの大体の意味を理解すれば問題の回答は出来るはずです。

さて具体的な問題の回答方法は控えますが、高得点の学生は単語派、技術派、要約派があります。
単語派とは言葉の通り、圧倒的な単語量で勝負を挑みます。
但し準備時間が一番かかりますし並みならぬ熱心が必要となります。
次に技術派。これは塾講が作り上げた学生ですね。
やはり問題には何らかのパターンがあり、それを攻略する方法です。
個人的には一番お勧めしません。
方法が通用しない問題もありますし何より一時しのぎであり自分の為にならないからです。
最後に要約派。
この派閥の人は文章を要約するのが得意で、単語が読めなくともただひたすら文章を読み続け主な内容を掴む方法です。
この様な方法を取る学生はとにかく毎日文章を読み、感覚をつかむのが大切です。

個人的には、単語派をお勧めします。
毎日の努力が欠かせない大変な方法ですが、最終的には本当に文章に出る単語は全部知っている単語で、簡単に問題を解くことが出来るようになりました。
最高点数は28点でした。
私の勉強法は、市販の単語帳ならどれでもいいので毎日100単語覚える事です
100単語も一日に覚えられるわけないじゃん!と言う人も多いかもしれないですが、
毎日単語を見て、それを繰り返す事が大事です。
単語リストは一回だけではなく、少なくとも三回は繰り返し記憶しましょう。
自分の苦手な単語をメモ帳に書き常にポケットに入れておくこと。
隙間時間を利用して隙あらば読み返すのが大事です。
私が毎日単語にかける時間は大体毎日90分でした。
大体6000の単語量があれば十分だと思われます。
又、単語の意味は複数覚えましょう
例えばFireは一般的に火の意味ですが、実は射出、解雇、炎、激励、情熱など様々な意味があります。
一番主な約しか覚えてないとTOEFLは攻略できません。

Listening

当然ですが、リスニングの成績を上げるには常に英語を聞くしかありません。
じゃあ何を聞けばいいのか?
私の場合はBIG BANG THEORY と言う日常ドラマを毎日見ていました。
ビッグバンは時に難しいレクチャーの様な話が多いのでとても勉強になりました。
難しいと言う方は英語の字幕を付けましょう。間違えても日本語の字幕が付いたバージョンを練習用に使ってはなりません。
次にFriendsと言うドラマをお勧めします。
こちらは比較的に簡単な内容で、日常会話を理解するのにピッタリな内容です。
最後に、ディズニーやアメリカンアニメ。
アニメの内容は子供向けと言うこともあり、喋っていることはどれも簡単な言葉しかないです。
上記のドラマが全くわからないと言う人はまずディズニーの英語版から入ってみましょう。

Speaking

まあ喋るしかないですね。
おそらくはほとんどの日本人が最も苦手とする項目です。
かといって家庭教師などをわざわざ雇う必要もありません。
実は我々の周りには外国人が沢山生活しております。
例えば近くの大学の留学生。殆どの留学生が日本人と日本語練習をしたいと思っているはずです。
学生寮に実際に行ったり、サークルに参加するなりで彼らから英語を教えてもらい、日本語を教える授業を始めてはどうでしょうか

次に、テンプレートを用意しましょう。
スピーキングの1,2問目は日常会話の問題なので何か例を考えておくと上手く喋れます。
例えば私は今まで頑張って成功した例、困難に立ち向かった例、友情を感じた例、スポーツの例、チームワークの例などを複数用意しました。
その結果大体の質問に対して応用が利く様になったのです。

要約の練習
3問目からは自分の観点を話すだけではなく、まずは会話を聞いて自分の観点を述べる問題です。
まずは内容を理解しなければ話すにも話せません。
聞いた会話の内容を素早く要約し、紙にまとめる練習をしましょう。

最後に、リスニングを練習しましょう。
やはり一番の要は聞いた内容を理解したかどうか。
3問目からは自分の観点を喋るより聞いた内容を要約して喋る事が求められています。
例えば回答時間が45秒であれば35秒で内容を纏め10秒で自分の考えを言います。
内容をちゃんと理解できていれば十分高得点は狙えます。

レアジョブ
www.rarejob.com
私が実際に利用していたサイトです。
フィリピン人と実際にスカイプを通じて英会話の練習ができます。
毎日30分だけでしたが十分役に立ったと思いますのでお勧めします。

Writing

日本人の英語は基本インプット型なので、アウトプット型の問題はやはり苦手ですね。
Writingは私も苦戦しましたが、最終的に26点を取る事が出来ました。
私が使っていたちょっとしたコツをお伝えします。

連結用語を上手く使う

And型:
in addition / similarly / likewise / as well as / besides / furthermore / also / moreover / too/ not only……but / even / besides this/that

Then型:
first/ initially / second etc/ to begin with / then / next / earlier/later / following this/that / afterwards / last but not least

Result型:
as a result/ thus / so / therefore / consequently / it follows that / thereby / eventually / in that case / admittedly

But型:
however / on the other hand / despite / in spite of /though / although / but / on the contrary/ yet / instead of / rather / whereas / nonetheless / in contrast

Certainly 型:
obviously / certainly / plainly / of course / undoubtedly

if 型:
if / unless / whether / provided that / Given that / for / so that / whether / depending on

Time型:
before/ since / as / until / meanwhile / at the moment / when / whenever / as soon as / just as

summary型:
in conclusion/ in summary / lastly / finally / to sum up / to conclude / to recapitulate/ in short / in a word/ in a nutshell

example型:
for example / for instance / just as / in particular / such as / namely

because型:
since / as/ so / because (of) / due to / owing to / the reason why / in other words / leads to / cause

以上、これらを上手く使い分ければ点数アップは間違えなしです!

同じ単語を重複して使わない
文章を直してほしいと何度か頼まれた事があるのですが、共通の問題として、
例えば a lot ofを大量に使っている等。
300文字の文章で10回は使ったんじゃないでしょうか
正直見ていて疲れますし、この学生は単語量がないんだなーと思います。
a lot of と同じ意味を表す単語は少なくとも20はあります。
a mount of/ a number of/ huge amount of/ plenty of /many a/ a great deal of/ huge of / giant of/ quantity of...........................
常に同じ意味の単語を意識しながら蓄積していき、
同じ単語前にも書いたなーと思ったら他の単語を使いましょう。
文章が一気に綺麗に見えます。

リスニングを練習しよう
リスニングは本当にTOEFLの要です。
ライティングの二問目も聞いた内容を要約しなければなりません。
リスニングを制覇しなければ勝負にならないので二問目が書けない人は欠かさず英語を聞きましょう。

紙ではなくパソコンで書く
実際のテストの際はパソコン上で書きます。
タイピングに慣れてない人は大きなディスアドバンテージを背負う事になるので普段からパソコンで文章を打つ練習をしましょう。

TPO

TPOとはTOEFL ONLINE PRACTICEの略です。
その名の通り、ETSが用意したTOEFLの練習問題です。
実際に試験難易度と同じレベルの問題が出るので本番前に必ず練習しておきましょう。
私が試験を受ける時、TPOは全部で33通りあったはずです。
現時点では55くらいあるとか
ETSのサイトに無料で2回くらい練習出来たかと思います。
他のは無料じゃないので余裕がある人はオフィシャルサイトで買いましょう。
じゃあ余裕がない人はどうやって準備すればいいのか?

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下自己責任↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
私が準備している時に中国のサイトで全TPOを無料で使えるサイトを見つけました。
top.zhan.com
法律的な問題はわかりませんが自己責任でお願いします。
すべて中国語ですがなんとなくで押せば使えるでしょう(笑)
f:id:stlisacity:20180514072919p:plain
サイトのツールバーですが、右からVocabulary(newが付いているやつ)、Writing, Speaking, Reading, Listeningになっています。
お金に余裕がある方はオフィシャルサイトで買いましょう

最後に

以上、私のTOEFL練習方法です。
皆さんの参考になれば幸いです。
何か質問がある場合は遠慮なくコメントしてください。
頑張ってドリームオファーを掴みましょう!